津和野デザインリサーチ

少子高齢化が進み、人口200人を切る津和野町須川地区。集落とそのビジョンを象徴するロゴ案のデザインをおこないました。
制作においては地域参加のプロセスを重視し、デザインリサーチを実施。まず、集落にかかわる方々に、地区内の好きな場所で写真を撮影してもらい、そのキャプションとなる短歌を詠んでいただきました。その短歌についてインタビューをおこない、ロゴのもとになるストーリーを作成しました。
そうして出来上がった複数のロゴ案から、最終案を選ぶ住民投票型の展覧会「これが須川のロゴじゃけえ!」をおこないました。これは投票を通じて、集落の未来について考えるものです。意思決定を促すために、ロゴ案の利用イメージとともに、それぞれの案に込められた思いを表現する四コマ漫画を展示しました。
 
 
 
 
 
CL:須川まちづくり委員会
制作・展示:太田知也+永良凌 制作・進行:小林英太郎 企画・編集:瀬下翔太 イラスト:前田千晶
期間:2016